ジュエリーの町「御徒町」とメガネの町「鯖江」


ジュエリーの町「御徒町」

御徒町の歴史は江戸時代まで遡ります。

当時から、上野寛永寺や浅草寺など多くの寺社仏閣があり、仏具や銀器の職人が集まっていました。また、花街が多くある地域でもあり、かんざしや帯留めなどの小物の職人や販売者など多くの商売が行われていました。

その後、生まれた量産技術や戦後の米軍の青空マーケットなど時代と共に製造も販売も成長していき、生まれた問屋をベースに全国宝石卸協同組合が設立されて現在の御徒町がジュエリーの町と知られるようになりました。


メガネの町「鯖江」

福井県鯖江市。この町でメガネづくりが始まったのは1905年まで遡ります。

当時、市議だった増永五左衛門が冬場にも作業ができる産業として、日本で広まりつつあったメガネ製造を始めたことがきっかけでした。

鯖江のメガネ作りは分業化と専門化が特徴でそれぞれの工程やパーツ製造に専門の職人がいます。

このことにより、類稀なるクオリティが生まれ日本はもちろん世界に愛されるmade in japanのメガネの町になりました。